今年、2024年は歴史的な一年であり、今後の世界の運命を左右する、まさに分水嶺とも言うべき年です。それは、米国大統領選挙の年であるからです。
私たちにとって米国大統領選挙はどのような意味を持っているのでしょうか。これはただ一国の大統領を決定するだけの選挙ではなく、世界の命運をかけた霊的戦いなのです。ここには善と悪の戦いがあり、真実と偽善の戦いがあり、さらには神とサタンの戦いがあるのです。
では、この戦いにおける善とは何であり、真実とは何であり、神と共に立ち上がっているのは誰なのでしょうか。それがドナルド・トランプ前大統領なのです。トランプ前大統領は、今回の選挙をただの大統領選挙とは見ていません。それは光と闇の戦いであり、正義と不正の戦いであることを知っているからです。
トランプ前大統領は米国に潜む闇を明らかにし、米国民の心に巣くう悪を告発しようとしているのです。闇の力を処断するために立ち上がり、この世にうごめく闇の勢力に敢然と立ち向かい、死をも恐れず戦っていることに、私たちは気づかなければならないのです。
去る8月25日に毎日新聞が実に奇妙な世論調査結果を発表しました。それは11月の米国大統領選挙において民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領のどちらに大統領になってほしいかという調査です。その結果は唖然とするものでした。何とハリス氏が75%で、トランプ氏がわずか16%だったのです。
そもそも米国の大統領選挙について日本人に世論調査をすること自体が意味不明なのですが(もちろん毎日新聞には悪意に満ちた隠された意図があります)、その結果として明らかになったことは、多くの日本人が目を曇らされ、マスメディアの偽情報や情報操作に唆されて、闇の中をさまよっているという惨状です。
「私は喜んで刑務所に行く」。これは、トランプ前大統領が語った言葉です。トランプ前大統領は、いわゆる「口止め料裁判」で、有罪判決を受けており、その量刑が9月18日に言い渡されることになっています。この裁判についてはいろいろと疑惑があり、その審理についても多くの問題点が指摘されていますが、もし量刑の言い渡しが予定通りに行われれば、その結果としてトランプ前大統領が刑務所に収監されることも十分あり得ます。そこで、トランプ前大統領は先の言葉を語ったのです。
トランプ前大統領が「私は喜んで刑務所に行く」と言ったのは何故なのでしょうか。罪を認め、判決を受け入れ、量刑の通りに刑に服することを単に承諾したからなのでしょうか。決してそうではありません。この裁判が不正に満ちたものであり、闇の力によって仕組まれた謀略であることを知った上で、あえて刑務所に行くと語ったのです。
それは、自らが刑務所に収監されるという事実をもって米国民の眠っている魂を呼び覚ませるためなのです。自らの粛々とした行動を通して一人一人が真実に目覚めてくれることを願っているからなのです。
トランプ前大統領は米国民一人一人の心に呼びかけているのです。「私は喜んで刑務所に行く」。では、それは何のためなのか。彼はこう言ったのです。
「米国に民主主義を取り戻すことができるならば、そのために必要なことであるならば、私は喜んで刑務所に行く。」
トランプ前大統領は、米国を救うためならば「私は喜んで刑務所に行く」と言ったのです。この言葉の中に、私たちはトランプ前大統領の熱烈たる愛国心を見ることができ、神の理想を取り戻そうとする並々ならぬ覚悟と決意を感じることができるのではないでしょうか。
神と共に歩む者でなければ、このような言葉を語ることはできないし、神が共にいて下さらなければ、このような信仰と勇気を持つことは決してできないと思います。
私はトランプ前大統領ほど謙虚な人はいないと思います。なぜなら、真に謙虚な人とは、絶え間なく神に祈り、何ものにも屈することなく、ただ神にのみ屈服して生きる人だからです。
私個人としてはトランプ前大統領が刑務所に収監されることがないことを切に祈っていますが、もし刑務所に行くことになったとしても、そこに神の御業が現れることを私は信じたいと思います。神の祝福が米国にありますように。
かえって、わたしがこれらのことを言ったために、あなたがたの心は憂いで満たされている。しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。 (ヨハネによる福音書 16章 6-7節)