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2025年4月13日日曜日

第47回:東京大学入学式の式辞と日本の国難

  4月11日、東京大学の入学式が東京都千代田区の日本武道館で開かれました。今年度の新入学生は3122人で、日本の最高学府に学ぶ彼らこそ、日本の将来を担うエリートであるはずです。そして、そのような使命と責任を担うべき新入学生に向けてどんな式辞が語られたのか。東京大学の藤井輝夫総長は、戦後80年を迎える今年、日本がかつてないほどの国難に見舞われている今、どんな言葉を若者たちに語りかけたのでしょうか。

 かつて、東京大学の入学式で語られる式辞は、新入学生にのみ語りかけられたものではありませんでした。日本の最高学府である東京大学の総長が、一体どんな内容を語られるのか、日本の将来を担う学生たちにどんな言葉を贈られるのか、それは日本国民にとっても、とても意味深いものであったのです。なぜなら、日本の最高の知性を象徴する東大総長の言葉こそが、日本の将来を明るく照らす希望の光となるからであり、さらには日本の未来を指し示す道標(みちしるべ)となるからです。

2024年10月20日日曜日

第17回:靖国問題と「反日」日本人

 そもそも「靖国神社参拝問題」とはどのようなものなのでしょうか。これは、日本の首相をはじめ、現役閣僚(特に、外務大臣・防衛大臣)や自民党の幹部(幹事長)が靖国神社に参拝することを問題視するというものです。そして、この靖国神社参拝を問題視しているのは、他でもない中国と韓国の二国しかないということです。さらに言えば、靖国神社参拝に対して大上段に非難し、傲慢無礼な内政干渉をしているのは、中国(中国共産党)だけなのです。韓国は中国に唆(そそのか)されて、追従しているにすぎません。

 そこで、靖国神社参拝に関する簡単な経緯を振り返ってみます。まず、確認しておかなければならない事実があります。それは、1980年から1985年まではほぼ毎年、終戦記念日には首相が靖国神社に参拝していたということです。その他にも春季・秋季例大祭における参拝など、戦後に限定すれば、1985年までに12人の首相により計60回の参拝が行われているのです。しかし、この間、一度たりとも中国や韓国が騒ぎ立てることはありませんでした。

2024年10月13日日曜日

第16回:靖国神社を救った真のキリスト精神

 大東亜戦争終結後、日本を占領統治したGHQ(連合国最高司令官総司令部)により、靖国神社が焼却され、その跡地に娯楽施設を建設するという計画があったことをご存知でしょうか。靖国神社を中心に音楽堂、美術館、博物館、映画館などを建設して、上野公園のような形式の娯楽街にするという構想があったのです。

 ところが、そのような計画を知った駐日ローマ法王代表・バチカン公使代理を務めていたブルーノ・ビッテル神父はすぐさま、総司令官マッカーサー元帥に次のような意見書を送ったのです。因みに、ビッテル神父はマッカーサー元帥やGHQを補佐していた人物でした。

2024年10月9日水曜日

第15回:靖国神社に合祀されたABC級戦犯の慰霊ミサ

 大東亜戦争終結後に、連合国により「戦犯」として裁かれ、いわゆるABC級戦犯として処刑された帝国軍人の慰霊ミサが、カトリック教会の総本山であるバチカンで執り行われていたことをご存知でしょうか。実は、1980年5月21日、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世により靖国神社に祀られているABC級戦犯の方々の鎮魂と慰霊のための荘厳なミサが、サン・ピエトロ寺院で行われていたのです。

 そこで、まず初めに靖国神社の由緒と創建の理念について紹介させていただきたいと思います。以下の内容は、靖国神社の「参拝のしおり」に記されているものです。

2024年10月6日日曜日

第14回:「愛国主義」と「媚中主義」

  日本では自民党総裁選挙において石破茂新総裁が選出され、10月1日の国会で第102代首相の指名を受け、石破内閣が正式に発足しました。新総裁選出と新首相指名の背景にはどのようなものがあったのでしょうか。それは、一言で言えば、「愛国主義」と「媚中(びちゅう)主義」の戦いでした。ただ、ここでいう「愛国主義」は厳密な意味での愛国ではありません。しかし、確実に言えることは、今回の総裁選挙の最大の争点は「靖国神社参拝」に関わることだったということです。

 トランプ前大統領は、「Make America Great Again(米国を再び偉大にする)」というスローガンを掲げて、大統領選挙を戦っていますが、それは建国精神に立ち返るための戦いであり、神と自由を取り戻すための戦いでもあります。そして、米国が建国精神に立ち返り、失われつつある神と自由を取り戻すことにより、米国が再び偉大な国になることができることをトランプ前大統領は誰よりも確信しているのです。