2024年8月31日土曜日

第3回:「私は喜んで刑務所に行く」

 今年、2024年は歴史的な一年であり、今後の世界の運命を左右する、まさに分水嶺とも言うべき年です。それは、米国大統領選挙の年であるからです。

 私たちにとって米国大統領選挙はどのような意味を持っているのでしょうか。これはただ一国の大統領を決定するだけの選挙ではなく、世界の命運をかけた霊的戦いなのです。ここには善と悪の戦いがあり、真実と偽善の戦いがあり、さらには神とサタンの戦いがあるのです。

 では、この戦いにおける善とは何であり、真実とは何であり、神と共に立ち上がっているのは誰なのでしょうか。それがドナルド・トランプ前大統領なのです。トランプ前大統領は、今回の選挙をただの大統領選挙とは見ていません。それは光と闇の戦いであり、正義と不正の戦いであることを知っているからです。

2024年8月24日土曜日

第2回:案山子の神「久延彦(クエビコ)」とは

 『古事記』の中には大国主神が国作りをするという説話があります。大国主神は須佐之男命から授かった神宝で祭祀の力を増し、また、古代の医術にも通じており、さらに数々の試練をも乗り越えることで、国作りを完成させるにふさわしい神となりました。

 しかし、大国主神は自分には国を富ます知恵がまだ足りないと考えていたのです。ある日のこと、大国主神が出雲の御大之岬(みほのみさき)におられると、海の彼方から小さな船に乗って、小さな神がやって来ました。

2024年8月20日火曜日

第1回: The Cornerstone

  私たちが生きている現代とはどのような時代なのでしょうか。
それは、まさに言論によって支配されている時代だと、私は思います。

 言論の力は、原子爆弾や軍事力よりもさらに大きく、世界の命運をも左右するものです。言論が一貫した真の価値観に基づいて正論を主張するとき、その言論は世界平和の旗手となり、その一方で、無責任と誤報道と扇動で国民を惑わすならば、その言論は世界平和を破滅させる道具にもなるでしょう。

 私たちは日々、多くの報道に接し、様々な言論を耳にすることで、世界がどのように動いているのかを知ることができます。しかし、それらの報道が偏ったものであり、それらの言論が悪意に満ちたものであるとすれば、どうでしょうか。