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The Cornerstone
『家造りらの捨てた石が隅のかしら石になった。これは主がなされたことで、 わたしたちの目には不思議に見える。』 (マタイによる福音書 21章 42節)
2025年4月18日金曜日
2025年4月16日水曜日
💻 お知らせ事項💻
※このたびブログのフォントが突然変わってしまうという現象が、一部のパソコンにおいて報告されました。 Google Chrome のアップデートに伴い、標準フォントが自動的に変更され、このブログもその影響を受けたと考えられます。(久延彦の説明文の体裁が少し崩れていたらフォントが変更されています。本文全体も変更されています)
以下にGoogle Chromeでの対処法を記しておきますので、ご確認ください。
2025年3月30日日曜日
第45回:戦後80年と大東亜戦争の検証
3月27日、複数の政府関係者により、戦後80年の節目に合わせた「戦後80年談話」の発出が見送られることが明らかになりました。最悪の事態が回避されたという意味では、これは一つの朗報ですが、手放しで喜ぶわけにはいきません。なぜなら、石破首相は首相談話の見送りは決定しましたが、有識者らによる会議体を設置し、その結果を踏まえた見解を記者会見で表明する方向で調整しているからです。どのような見解が発表されるか分かりませんが、石破首相が主導する限り、その内容が極めて自虐的な歴史観に基づいたものとなり、当時の軍部の暴走と政権の批判に焦点が当てられることは間違いないでしょう。石破政権の下で先の大戦の検証が行われ、何らかの見解が発表されることは、百害あって一利なしの愚行であると断言できます。
「第二次世界大戦の時に、日本の戦争指導者たちは何も知らない国民を戦線に駆り出し、間違った戦争をした。だから、私は靖国神社に参拝しない。あの戦争は間違いだ。多くの国民は被害者だ。・・・日本人が大東亜共栄圏の建設を主張したことは侵略戦争に対する一種の詭弁(きべん)だ。中国に謝罪すべきだ。」
2025年3月23日日曜日
第44回:日本を新生復活させるための提言(特別編2)
大東亜戦争の敗戦から80年を迎える今、国家存亡の危機にあるとさえ思えるような、私たちの愛する祖国、日本の再興と復活を願い、今回は「特別編2」として一つのエピソードをご紹介しようと思います。それは、敗戦後間もない時に、昭和天皇が何をなされたのか、また、そのことをなされる際にどんなお話をされたのか、ということです。それは、私たち日本人が決して忘れてはならないことなのです。
1946年(昭和21年)11月9日、午後8時、一人の男が昭和天皇によって“ある神社”に遣わされていました。天皇陛下が神社に特別に使いを送られるということは、異例中の異例のことでした(これまでに使いが派遣された神社は16社のみです)。そして、この時が、天皇陛下が神社に使いを送ることができる最後の機会でもあったのです。なぜなら、GHQ(連合国最高司令部)により発令される「神道指令」により、天皇陛下が神社に使いを送ることができなくなると思われたからでした。
2025年3月16日日曜日
第43回:大東亜戦争の真実(4)
西欧列強による大航海時代が、アジア諸国にとっては悲惨な大侵略時代そのものであったことはすでに詳述しました。財欲に突き動かされた西欧列強が経済的利潤のみを追求する中で、植民地支配という暴挙に出たのは、ひとえに人間の根底にある邪悪な欲望のゆえだったのです。
では、人間の根底にある邪悪な欲望とは、具体的にはどのようなものだったのでしょうか。そのことをイギリスがアヘン戦争を引き起こすことになる経緯をたどりながら論じてみたいと思います。
2025年3月9日日曜日
第42回:「わが国はもはやWoke(ウォーク)ではない」
米国のトランプ大統領は3月4日(日本時間5日)、上下両院合同会議での施政方針演説で、「わが国はもはやWokeではない」と宣言しました。「Woke」とは、「wake」(目を覚ます)の過去形で、「目覚めた、悟った」を意味する言葉ですが、トランプ大統領はこれを肯定的な意味で使っているのではありません。元来、「Woke」という言葉は、人種差別や性差別などの社会的不平等に気づくこと、目覚めることを意味したのですが、その考え方が余りにも極端であり、過激であるため、むしろこの言葉は嘲笑的なものとして、あるいは皮肉を込めた意味として使われるようになりました。日本では「意識高い系」とも意訳されていますが、これは本当に意識が高いという意味ではなく、むしろ軽蔑(けいべつ)的な意味を含んでおり、「お目覚め」と揶揄(やゆ)されて用いられることもあります。
ところで、「わが国はもはやWokeではない」との宣言は、米国がDEI(多様性・公平性・包括性)推進策を廃止するということを意味しています。DEIとは、すべての人に公正な機会を与え、一人一人が不当に偏った立場に置かれることなく、多様な背景を受容できる社会の実現を目ざすものです。そして、このような価値観に共鳴する人が「Woke」、つまり、目覚めた人、悟った人であり、意識の高い進歩的な人々であるというのですが、果たしてそうなのでしょうか。
2025年3月2日日曜日
第41回:大東亜戦争の真実(3)
大航海時代の到来と共に西欧列強による世界征服が始まったことはすでにお話ししてきましたが、それでは、これらの侵略行為はいかにして正当化されたのか、その根拠について詳しく論じてみようと思います。なぜなら、西欧列強による世界征服には法的根拠だけではなく、当時の思想的状況が生み出した植民地主義の正当化理論があったからです。そして、それらは単なる法理や理論を越えて、白人の責務としての崇高な使命となっていたのです。しかし、そのような崇高な使命がどうして邪悪な侵略主義となり、非人間的な植民地支配となり、さらにはおびただしい惨劇と容赦のない殺戮(さつりく)をもたらす罪悪史となってしまったのか、その歴史の真実を私たちは大切な教訓として心に刻まなければならないのです。
それでは、西欧列強が世界各地を植民地支配していった法的根拠とはどのようなものだったのでしょうか。ポルトガルとスペインによる新航路開拓と新大陸発見は世界にはいまだその所有が定まっていない広大な土地があることを西欧世界に知らせることになりました。そして、これらの土地は「無主地(むしゅち)」と呼ばれ、何人の所有にも属さない土地として、その領有権が争われることになるのです。
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